→自分の得意分野を考えてネットショップの方向性を決める


まずは、さらに具体的なネットショップを開業するためのコンセプトづくりを考えていきます。
仕入先を見つけても、 ネットショップのコンセプトが決まらなければ、 商材を仕入れることができません。

ネットショップの開業は、仕入れる商品の方向性。そして、 どのようなネットショップにするのか。
そのコンセプトを決める作業にかかっています。

コンセプトを設定する際には、 自らが興味を持っているテーマ、 そして商品知識をある程度持っている、もしくは自信があるというテーマを選ぶようにしましょう。
そして、それを前提に以下のような心得を考慮してコンセプトを決定していきます。

たとえば、 テーマは「時計」 としましょう。 しかし、 時計でも男性女性用があり、ジャンルもさまざまです。そこで、どのジャンルにして、どのようなお店をイメージしてコンセプトを作成していくわけです。

例としてダイバーウォッチと決めたとしましょう。しかしダイバーウォッチといっても商品知識が必要となってきます。そこで、さらにジャンルを考えていくと、アウトドアが思い浮かびました。しかし、これではさらに商品の幅が広がってしまいます。

では、ミリタリーには自分は強いのでミリタリーウォッチにしょう。このような流れで発想していくと 、 コンセプトのイメージがわきやすくなります。
一方、男性用と女性用の時計にジャンルをわけて、多数扱おうと考えたとします。すると どこにでもあるコンセプトのネットショップになり、 インパクトが弱くなります。

普遍的な情報を発信できるコンセプト
好きこそものの上手なれで、Webサイトの更新が得意。そんな方であれば、二一ズ性の高いコンセプトで、新製品情報や世間一般、 もしくは自社の人気商品ランキングなどを掲載するといいでしょう。

しかし、 ネットショップを運営していると、 その仕事はWebサイトの更新だけでなく、 さまざまな仕事があり、更新をつねにしなければいけないコンセプトでWebサイトを構築すると、苦痛になりかねません。

そこで、考えたいのが、手間いらずで、長期間使えるコンテンツです。

たとえば あるブランドの歴史であったり、食材を扱うネットショップであれば、レシピなど、蓄積されて普遍的であるコンセプトを考えて、それをWebサイトのコンセプトにするとよいでしょう。
長期的に継続され蓄積されていく、 そんなテーマで業態に合ったコンセプトを考えていくといいのです。

3C分析を行ってミクロ環境(業界環境)の成功要因を特定し、自社の内部環境(マーケティング環境、財務環境、製造環境、組織)と照らし合わせることから、自社の強み(strength)・弱み(weakness)を特定します。

以上から、自社に影響を与える4つの要因(SWOT要因)「機会」・「脅威」・「強み」・「弱み」を特定します。

そして、特定したSWOT要因から、「機会」と「強み」「弱み」のクロス分析より自社が実行、克服すべき内容を決める。

「脅威」と「強み」「弱み」のクロス分析より自社が克服、回避、撤退すべき内容を決める

以上の事項を決定し、自社の成長戦略を創出します。



SWOT分析
ネットショップをSWOT分析してみよう
SWOT分析とは、ネットショップの強み(Strength)、弱み(Weak- rss)、機会(0pportunity)、脅威(Threat)の4つの要素で全体的な評価をする手法です。英語を併記してありますが、 これらの頭文字から、SWOT分析といわれるようになったのです。
機会と脅威の分析は、 「外部環境分析」 といわれ、 競合するネットショップなどの分析をすることをいいます。また、強み:弱みの分析は、「内部環境分析」といい、ネットショップ内の強みと弱みを分析していきます。

SWOT項目
強み・弱み
資源(財務・知的財産・立地)
顧客サービス
効率性
競争上の優位
インフラ
品質
材料
経営管理
価格
輸送時間
コスト
容量
主要顧客との関係
市場における知名度・評判
地域言語の知識
ブランド
企業倫理
環境

機会・脅威
政治・法令
市場トレンド
経済状況
株主の期待
科学技術
公衆の期待
競合他社の行為

外部環境分析は、競合他社だけでなく、景気の動向や政治状況なども分析して仕入に与える影響などを検討します。 そして、 内部環境分析では、 外部環境に機会ともいえるチャンスがあるとき、 成功する能力が自社の内部にあるか否かを、 強み、 弱みとして評価していくのです。
少々むずかしいお話ですが、 ネットショップ運営には欠かせない知識なので、 経営戦略を考える際には、 勉強して取り掛かってみるのもいいでしょう。




ナビ